動物の病気の種類はほとんど人と変わらない

院長の雑談

 動物の病気の種類はほとんど人と変わらない、ただ犬や猫は人より代を重ねて現在に至った。人の場合、戦後しばらくは平均結婚年齢が23歳くらいだった。例えば25歳で出産をする、生まれた子供がやはり23で結婚してと考えると4回繰り返すと100年が過ぎたことになる。私は1947年生まれだが、その100年前はまだペリーが浦賀に来ていなかった。我が家にはガラスに写った大祖父の写真があり、我が母は加賀のお城の中で生まれた。

 私が獣医になった頃と比較すると疾病のタイプが変わり、遺伝病が増加し、骨折時の骨の癒合に妙な変化をする様になった。 

 つまり遺伝的と思われる病気と山ほど遭遇するようになった訳だ。同時に時代の変化を感じるし‥当たり前の部分でつまずく事が出てくる。つまずくといつも頭の中に患畜の事が張り付いて離れなくなる。獣医として時として動物病院を閉店したくもなるわけだ。

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国立市

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